2014年6月13日金曜日

講演+上映会『はちみつ色のユン』の背景 早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース



早稲田大学文学部
フランス語フランス文学コース主催
講演+上映会 7/4(金)18時半~

はちみつ色のユン』の背景
韓国系養子の民族アイデンティティ


講演】片山幹生(早稲田大学非常勤講師)『はちみつ色のユン』の背景:韓国系養子の民族アイデンティティ

【作品上映】『はちみつ色のユン』(75分)仏語・日本語字幕
【日時】201474日(金)1830より(作品上映は19時頃から)【場所】 早稲田大学戸山キャンパス36号館 382(AV2)教室(新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院)【問い合わせ先】片山(mikiokatアットマークgmail.com)




© Mosaïque Films - Artémis Productions - Panda Média - Nadas
dy Film - France 3 Cinéma – 2012

【入場無料・予約不要】


 『はちみつ色のユン』は、韓国系の国際養子としてベルギーの家庭で成長した作者自身の自伝的作品です。作者はアイデンティティと家族にかかわる問題を、アニメーションとドキュメンタリー映像を組み合わせた表現で描き出しています。今回の講演+上映会では、上映の前に本学非常勤講師の片山幹生が映画の背景である韓国人の海外養子の問題を中心に作品解説を行います。
学生、教職員だけでなく一般の方々にも開かれた講演・上映会です。多くの方のご入場をお待ちしております。

はちみつ色のユン』作品紹介
2012|フランス・ベルギー・韓国・スイス|75|HD|16:9|ドキュメンタリー×アニメーション
第36回アヌシー国際アニメーション・フェスティバル 観客賞&ユニセフ賞 W受賞
第17回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 大賞 受賞
ザグレブ国際アニメーション・フェスティバル2013 グランプリ&観客賞 受賞
【監督・脚本】ユン、ローラン・ボアロー
【声の出演】ウィリアム・コリン、クリステル・コルニル、ジャン=リュック・クシャール、アルチュール・デュボワ、デヴィッド・マカルス
【音楽】ジークフリード・カント
【主題歌】リトルコメット「Roots
【原作】ユン「Couleur de peau : Miel(肌の色:はちみつ色)」
【宣伝美術】tobufune
【公式HP URLhttp://hachimitsu-jung.com(日本語)、   http://www.couleurdepeaumiel-lefilm.com/fr(フランス語)
【原題】Couleur de peau : Miel
【製作】:モザイク・フィルム(フランス)、アルテミス・プロダクシオン(ベルギー)、フランス3シネマ(フランス)、パンダメディア(韓国)、ナダスディ・フィルム (スイス)
【宣伝美術】小口翔平(tobufune
【日本版編集】山本達也
【配給・協力】トリウッド、オフィスH


あらすじ : 異文化と出会う 他人と生きる 家族になる
 1960年代から70年代、朝鮮戦争後の韓国では20万人を超える子どもが養子として祖国を後にした。その中の一人、ユンは、ベルギーのある一家 に「家族」として迎えられた。
 髪の毛、肌の色が異なる両親、そして4人の兄妹 、カテリーン、セドリック、コラリー、ゲール。生まれて初めてお腹一杯ごはんを食べ、おもちゃを持ち、路上生活や孤児院を忘れることが出来たユン。フランス語を覚え、韓国語を忘れ、絵を描くことで実母の幻影と会話しつつ、外見の違いを気にしない新しい家族と暮らす日々。そして、画才に目覚めていく。彼の第二の人生が始まった。
 そんな時、「家族」にもう一人、韓国からの養女・ヴァレリーがやってくる。彼女を見たとき、彼は自分が何者なのかを意識し始めた



2 件のコメント:

  1. 会場が36号館382(AV2)教室に変更になりました。

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  2. 上映会無事終了しました。小雨のなかでしたが、70名くらいの観客がいたように思います。足を運んで下さった方々、上映会の告知をしていた頂いた方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。片山

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