2019年3月5日火曜日

2019/02/23ニース研修2019春8日目


研修8日目。
土曜日で学校の授業はないが、学校主催の遠足でカンヌに朝から行った。ガイドは舞台美術専攻を学んだ美しいダンサーのジョシア。初日に適当な送迎でわれわれを混乱させた語学学校のロシア人送迎係、イリアの妻だ。イリヤとは友達になってしまったし、生活・実務に向いていない芸術家が生計を立てるために語学学校の送迎を不器用にやっていると思うと、そのミスも許してしまっているのだが。

カンヌには列車で行った。ニースからは各駅停車で40分。駅や列車などではスリが多いので気をつけるよう、しつこく学生たちには注意をしていたのだが、カンヌで学生の一人が財布を紛失していることに気づいた。ニースでコーヒーを買った時に支払ったので、その後の駅か列車の中で紛失したということになる。紛失したのかスられたのかわからない。そんなミスをするタイミングはこの過程でなさそうなのだが。
「あれほどしつこく注意したのに、浮かれてるからだよ、ホントに」と心の中で思ったものの、日頃よくものをなくし、パスボート紛失の経験もある私には、そんな嫌味を言う資格はない。

幸い財布には現金20ユーロほどしか入ってなかったとのこと。後は銀行のデビットカード。デビットカードの引き落とし口座には使いそうになるたびごとに必要な現金を入金することにしていたそうで、そこにも数千円しか残高はないと言う。
ジョシアが駅に問い合わせをするが当然届いているはずもなく、紛失届を出しただけ。すられたことが明確なら警察にと言うことになるかもしれないが、どのみち現金は戻ってこないだろう。財布も古い安物だそうだ。

日本に連絡してカードの使用の停止措置を取る。金銭面のダメージはほぼないはず。ただ今後、彼女はこちらで現金を下すことはできないし、カードでのショッピングもできなくなってしまった。ニース滞在はあと一週間ほどだが、彼女はニースの後、大学が企画した研修にでロンドンに2週間滞在する。郵便局送金という方法もあるみたいだが、渡せる範囲で私が現金を貸すしかないかなと思った。

カンヌでまず市場に。南仏の町はどこの町にも市場が立つが、とりわけカンヌの市場は広大で活気がある。色とりどり鮮やか野菜果物だけでなく、チーズ、ソーセージ、オリーブ、惣菜、魚貝類などいろいろな食料品が並ぶ。

その後は高台にあり、町を一望できる12世紀の教会に行った。午後は船で20分ぐらいのところにあるサントマルグリット島へ。ここには鉄仮面が幽閉されていた牢獄がある。牢獄は博物館の一部になっていて、その周辺には19世紀に建てらた兵舎が並び、それが面白い景観をかたち作っている。
島では2時間ほどすごし、またカンヌの街に戻る。カンヌ映画祭の会場のバレ・ド・シネマの赤絨毯階段で写真を撮るつもりだったが、階段はゲームスェスの会場として占拠されていて、写真は撮れなかった。残念。

ニース着は18時過ぎに。この後、夜のカーニバルパレードを見物に行く学生のために、自転車を借りてチケットを買いに行く。

夜飯はニースのクスクス屋の中でも人気のあるシャルルの店に学生7名と言った。ここはクスクスも絶品だが、調理と給仕を担当するオヤジか冗談ばかり言って客を楽しませてくれる。私は一年ぶりの来店、学生たちは初クスクスだった。仔羊肉ロースト添えてクスクスを食べたがやはり実にうまい。クスクス粒とスープはおかわり自由でボリュームは満点。やはりこのどかっと出てくる感じがないとクスクスを食べた気がしない。
食後は甘いミントティーで締める。この店はみんとあもとても美味しい。

クスクスを食べ終えた後は、家に帰る女子学生二人をわたしはいったん送ってからカーニバルへ。カーニバルに行く学生たちとは後で合流した。学生たちは紙吹雪が舞うカーニバルの狂騒的な雰囲気を存分に楽しんだようだ。

11時過ぎにカーニバル終了。女子学生三組を家まで送ってから帰宅すると0時半だった。疲れた。

0 件のコメント:

コメントを投稿