2023年2月11日土曜日

2023/02/10 東京;ケベック第1日

 出発直前まで、猛烈に慌しかった。ケベック行きの準備は相手もあることなのでそれなりに進めていたのだが、その他の仕事がずっと詰まった状態が続いていたのだった。こなさなくてはならない目の前の仕事が大量にあって、娘をケアする余裕はなかった。私の気分もずっと不安定で、いつも以上に落ち着きがなく、娘が私の言った通りにしないと妙にイライラしてしまう。


出様当日の午前4時に荷造りを終える。これはいつものことか。
モントリオール行きの便の出発は、18時45分だった。成田空港までは、池袋からWILLERトラベルの成田バスを利用した。これは昨年夏から始まったサービスで片道1500円と格安なのだ。
出発の日は東京は雪。最寄りの駅まで雪降るなか、大きなスーツケースを転がすのがちょっと大変だった。15分ちょっとかかった。
池袋からバスに乗ったのが12時10分。余裕をもって早目のバスにしたのだ。池袋から成田空港までは、都内は渋滞していたものの、ほぼ予定通り、14時ごろに着いた。昼飯を食べてなかったので、まず昼メシを。家系ラーメンを食べたのだが、塩辛くて美味しくなかった。空港のショッピング街は1/3ほどの店が閉まっていた。まだ新型コロナから完全回復というわけでは無いようだ。
搭乗のチェックインは前日にWebで済ませていた。受託手荷物は、セルフでやるように言われやったのだが、なぜか私の座席ースーツケースの組合せと娘の組み合わせがねじれていて、スーツケースを置いたところでエラーが出て焦る。娘とスーツケースを交換して、チェックインすることでなんとかなった。
なんのかんのでけっこう疲れた。成田空港のレストラン街はそれほど混雑していなかったが、手荷物検査に長蛇の列ができている。

30分ほど休憩してから手荷物検査の列に並ぶことにしたのだから、この休憩中に娘の口の聞き方が気に障って、それがもとで喧嘩になり、娘がプイッといなくなってしまった。15分ほど経っても戻ってこないので焦る。慌てふためいて付近を探し回っていたら、娘から「なんでずっと座って待っていないんだ?」というメッセージが届いて、再会できた。
手荷物検査場は長蛇の列だったが、進むのは早く15分ほどで検査が終わる。出国審査は無人方式。免税店街は、8月にドイツに行ったときはがらんとしていてほとんどの店が夕方には閉まっていたが、今回むしろ一般エリアのショッピング街より賑わっていた。
モントリオール行きの便はほぼ満席だった。乗客の7割は外国人か。ケベック訛りのフランス語が聞こえてくる。こんなにたくさん日本からモントリオールに行く人がいるのかとちょっと不思議な気分になる。
飛行機は3×3×3の座席レイアウトだった。私がヨーロッパ便で利用するエミレーツより小型の機体だ。われわれの座席は真ん中の並びだった。座席周りの設備もエミレーツより簡素だ。機内でwifiは使えない。モントリオールには12時間のフライトだ。日本時間の11日朝6時半に到着する。-14時間の時差があるので、モントリオール時間の到着は10日の16時半になる。
離陸して1時間半ほどで食事が出た。私は鶏肉を選んだ。鶏肉の煮込みとそうめん。そこそこ美味しかった。



機内の温度はちょうどいい。足元は心待ちゆったりしているような気がする。
映画は『ティファニーで朝食を』を見た。この数カ月、なぜか『ティファニーで朝食を』のテーマ、《ムーンリバー》が頭のなかでループしていた。音域が狭くて歌いやすい名曲だ。歌詞も大好きだ。主人公のホリーの心情を重ね合わせて、その歌詞が描く風景を思い浮かべる。
『ティファニー』を見るのは3回目だと思う。キュートな高級コールガールとパトロンヌに囲われたハンサムな売れない小説家の恋物語。浮ついた恋の駆け引きのなかで、偏見に満ちた日本人へのステレオタイプが凝縮された上階の住人の滑稽さが笑いのアクセントとして添えられる。マンシーニのテーマ曲とヘップバーンの魅力だけで見せるくだらない映画だと思って見ていたのだけど、次第にホリーの抱える孤独の深さに引き込まれ、彼女の生き様に共感を覚えてしまう。
映画を見た後、3時間ほど眠る。

娘は飛行機が揺れて酔ったらしい。モントリオールに着く前に朝食が出たが、娘は朝食は取らず水だけ。私は全部食べた。朝食は焼きうどんを選択。案外美味しかった。
モントリオールには予定通り、現地時間の10日16時半に到着。ここでケベック行きの飛行機には乗り換えるが、待ち時間が4時間ほどある。入国審査は端末対応であっさり終わったが、手荷物検査に手間取った。窓口が一つで、スタッフが3名しかいない。検査の手際も悪い。手荷物検査だけで一時間以上かかったように思う。
夕飯は空港内レストランでフィッシュ&チップスを食べた。魚は淡白でサクサクと揚がっていて思ったより美味しかった。
飯を食べ終わると、強烈な眠気が襲ってきた。


ケベック行きの便のなかで眠る。起きるとケベックに着いていた。飛行時間は一時間ほど。ケベックへの到着が22時40分。スーツケースを受け取ったのが23時頃。スーツケースは比較的すぐで出てきたが,私のスーツケースに目印として巻いていたベルトがなくなっていた。空港までAirBnBのホストが車で迎えに来てくれることになっていた。有料で25ドルだが,タクシーよりは安い。タクシーだと35ドルくらいらしい。AirBnBは普通の家なので,チェックインが若干面倒なことが多い。到着が深夜だったので,ちゃんとたどり着けるかどうかちょっと不安だったので,迎えに来てくれるのはありがたかった。連絡はAirBnBのチャットで行う。




AirBnBのホストは50代か60代の男性だった。英語でずっと話す。ケベック出身だが,通常,仕事では英語を使っているらしい。こちらはフランス語で話しかけるが,向こうは英語で話すほうが好ましいような感じがあった。12歳のメスのダックスフントと二人暮らし。ダックスフントはおとなしくて吠えない。すぐに仲良くなれた。
空港から宿までは20分ほどだったという。低層の集合住宅の2階で,3LDKの間取りのようだ。私たちの部屋はベッドが2台,広さは20平米くらいか。バストイレ,キッチンは共用。
一通り使い方の説明を受ける。疲れた。眠い。

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