2019年3月5日火曜日

2019/02/27 ニース研修2019春12日目

研修12日目。
昨日、インフルエンザと診断された学生から、一晩たってほぼ平熱に下がったと連絡があった。でも今日一日は学校に行かず家で休むように伝える。
午前中はいろいろな連絡や確認で時間がつぶれる。自分の勉強時間はなかなか確保できない。今日、明日の午後は学校企画の遠足などの予定は入っていない。いろいろ見せたいものや連れて行きたいところはあるのだけれど、今日と明日の午後は私の企画イベントも特に設けずフリーにした。
3年前にこのニース研修に参加したの早稲田の学生の一人が、昨年五月からニースの語学学校に留学していて、その学生と午後にお茶を飲んだ。3年前は募集時期の11月にパリで同時多発テロ事件が起こり、参加者が9名と少ない年だった。しかしテロの脅威を気にせずフランスに行きたいという学生たちだったので、好奇心が強く、個性的で面白い子ばかりの濃密な二週間になった。この年、早稲田からは6名の参加者があったのだが、そのうち5名はその後フランスに長期留学している。今回の研修に参加している学生のひとりがニースに長期留学している彼女と同じ専攻だったので、その子もお茶に誘った。
ニースに長期留学していた子はフランス文学専攻ではなく、フランス語もできるほうではなかった。3年前にニースに来たときは大学一年だったが、その後も特にフランス語を一所懸命にやったというわけではない。忘れないように週一コマ程度、授業を取るくらいだったのだが、大学3年の秋に突如、語学ぐらいは身に着けて大学を卒業したいと思ったらしい。彼女が選んだ留学先の学校はアンスティチュの留学相談ですすめられたらしい。校長の妻が日本人ということで、アンスティチュほか日本の留学代理店に積極的に営業をかけていたようだ。ただ実際に来てみると、校長の日本人妻はそんなに親身に相談に乗ってくれるような人ではなかったとのこと。小さな語学学校で彼女のように一年近い長い期間、継続的に受講する学生はそんなに多くないように思う。入学時にはA1レベルクラスだったそうだが、現在はDELFのB2を取得したという。少人数の語学学校でフランス語だけをちゃんと継続的に勉強するのならこれくらいにはなるだろう。2週間後に彼女は帰国し、復学する。
一時間半ほど彼女と話して別れたあとは、今回の研修参加者の学生数名とお土産用のワインを買いに行った。私は酒を飲まないがお土産としてニースの名産ワインとして知られているのはBelletの赤を購入した。ニースの超定番の写真スポットである城山の展望台からニースの町に夕日が沈む様子を見たいと思い学生たちと城山に上る。日の入り18時15分だった。山頂についたのが17時50分ごろ。写真をぱちぱちと取りながら日の入りを待ったが、あと数分で日が沈むというときに、警官が来て「18時になったので、ここを降りて、城山公園から出てください」と言われる。海岸まで下りて、日暮れのニースの風景を楽しんだ。空が美しいグラデーションを描く。どんどん暗く、シルエットになっていく街と海岸。プロムナード・デ・ザングレの街灯が、海岸線にそって曲線を描いている。何度見ても本当になんて美しいのだろうと思う。
今日の夜は家飯ではなく、学生たちと外食の約束をしていた。6名の学生とニース料理のレストラン、Lou Balicoで夕食を取った。昨年、私が滞在したイタリア系の家のマダムが絶賛していた店で、行ってみたかったのだ。学生たちはクスクスをどちらかと言えば食べたがっていたのだが、にLou Balicoでの食事に同意するように誘導した。前菜はピサラディエール、ファルシ、ラタトウィユ、ベニェなどニース風の総菜の盛り合わせ。主菜はラビオリ、ニョッキなどのパスタ類とニース風のもつ煮込みなどを数品。がっつりしたボリュームの料理が出てきた。フランス料理というと洒落て気取った雰囲気のものしか思い浮かばない学生たちはその量に圧倒されていた。という私もここまで大量にどかっと出てくるとは思わなかったのだが。味もおいしい。腹がはちきれそうになるほど食べた。
大量すぎて前菜、主菜ともに食べきれなかったというのに、一緒に行った女子学生たちはみなデザートを注文していて食べていた。私はデザートはパスして、コーヒーのみ。


0 件のコメント:

コメントを投稿